「インテリックス—『京都五条坂プロジェクト』において京焼窯として初めての全面発掘調査を実施」を読んで

Yahoo!ファイナンスが掲載している株式会社フィスコの「インテリックス—『京都五条坂プロジェクト』において京焼窯として初めての全面発掘調査を実施」という記事に注目してみました。

4月27日、不動産業のインテリックスは、所持している京都五条坂の京町家の再生「京都五条坂プロジェクト」で、敷地の中にある登り窯跡の発掘調査を行ったことを明かしました。

実際に調査作業をした京都市・京都市埋蔵文化財研究所によると、今回の発掘調査は京焼窯として初の全面的な調査となり、改修の移り変わりや窯の構造など、京都の近代産業の一部が実証される成果となるそうです。

五条坂プロジェクトに関しては、対象の登り窯を部分的に修復し、プロジェクトのシンボルにするとともに、残っている作陶場・大店を連携させたリノベーションを考えているといいます。また、職人長屋だった部分は宿泊施設として建て替えることで、施設全体の事業性を保ちつつ、文化的遺構も残すという新しい取り組みをしているとのこと。具体的な計画に関しては、調整をした上で策定を行うそうです。

このプロジェクトのように、歴史ある建築物などが文化的な部分を保ちつつ、現代に適した施設として役立つようになることは、地域の人々にとっても望ましいことなのではないでしょうか?

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