「ドル資金需給が中心の相場継続か? 住信SBIネット銀行(三井智映子)」を読んで

Yahoo!ファイナンスが掲載している株式会社フィスコの「ドル資金需給が中心の相場継続か? 住信SBIネット銀行(三井智映子)」という記事に注目してみました。

先週末の日経平均株価は、前週末に比べ、878円安の16,552円まで下落しました。NYダウも大幅に下落し、トランプ米大統領就任時の株価を下回る、4,012ドル安の19,173ドルに。新型肺炎の影響で、経済対策についての採決が引き延ばされていることが、市場に対しての不安を高めたため、FRBは制限なしの金融緩和策を公表したそうです。しかし、市場不安の緩和にまでは至らなかったとのこと。

為替市場では、ドルが対資源国通貨や対欧州通貨で上昇し、ドル/円は105円台だったところから週末には111円台まで上がりました。ユーロ/円は119円台から一時的に117円台まで落ちましたが、ECBが7500億ユーロの債券を買い入れることを明かし、ユーロが買い戻されたため反発。

今週のマーケットはどうなるのかというと、住信SBIネット銀行のウィークリーレポートによると、今週は新型肺炎の影響が経済指標に表れると考えられている中、「引き続き債券・株式市場などで現金化を急いでいる状況や、ドル資金を手に入れるための旺盛な需要が続くかが注目される」というように伝えているといいます。

モノや人の移動がいつまで制限されるか、どんな影響力があるのかなど先を見通すのが難しい状況ですが、「全体的に金融市場が落ち着くまで、激しい値動きが続くことになりそう」と考察しているようです。

世界全体の経済において、景気減速を最小限にとどめるための策が示されるかが注目されそうですね。

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