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「アサヒ衛陶—2Qは各利益が黒字転換、国内事業は事業体制のスリム化により増益」を読んで

Yahoo!ファイナンスが掲載している株式会社フィスコの「アサヒ衛陶—2Qは各利益が黒字転換、国内事業は事業体制のスリム化により増益」という記事に注目してみました。

7月15日、アサヒ衛陶は今年の11月期第2四半期連結決算を公表しました。
同社の国内での事業に関しては、不採算事業の縮小および高利益商材への集中、販売と本社機能・生産拠点の集約や縮小といった体制の簡略化を推進し改善を目指したそうです。結果として、不採算事業の縮小、顧客・製品数を絞り込んだことで、前年同四半期と比較して減りましたが、事業体制簡略化からの製造経費削減で利益率がアップ、また、人件費などの経費節約になり増益したといいます。

今後の成長が想定されている国外事業は、ベトナムなどの東南アジア諸国に限らず、中東湾岸諸国や東アフリカ諸国にまで販路を拡大することで、利益・売り上げを伸ばしたとのこと。しかし、ベトナム政府からの建築関連法規の変更で、同国の建築工事期間が遅延していることや、新型ウイルスの影響によりアジアの国々で経済活動が抑制されたため、前年比で減収減益となったそう。

今年の11月期通期の連結業績予想は、新型ウイルスの影響額を今の時点で算定するのが難しいことから未定となっているそうです。業績の見通しがついた時点で発表されるといいます。