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「米国でのピークアウトは買い戻しを誘う流れに向かわせるか/オープニングコメント」を読んで

Yahoo!ファイナンスが掲載している株式会社フィスコの「米国でのピークアウトは買い戻しを誘う流れに向かわせるか/オープニングコメント」という記事に注目してみました。

7日時点での日本株市場は、買い戻しを意識した相場の展開が期待されているそうです。
前日の米国市場では、NYダウが1627ドル高で、ナスダックが540Pt高と大きく反発。
アメリカで感染の多いNJ州やNY州での感染拡大ペースが停滞気味との知らせによる、経済再開への期待から堅調推移となり、引けにかけて上昇幅を広げたといいます。

6日には、アメリカでの感染拡大ペース停滞の兆しは想定されており、グローベックスの米株先物の大幅な上昇もあることから、抵抗感はなく、むしろ安心感に繋がりそうとの見解です。
アメリカでのピークアウトは世界市場へのポジティブレスポンスになりやすく、買い戻しを誘う流れも意識されやすいようです。

一方、日本では非常事態宣言が発動される見込みなので、動き出しを見定めたいところです。
国外のようなロックダウンではないため、アク抜けを踏まえた展開が予想されています。
また、ハイテクのような主力株への物色は強くなりそうですが、非常事態宣言で大幅に影響を受けやすいセクター・銘柄などへは買い戻しの流れも限定される可能性があるといいます。

アメリカに続き、欧州でもピークアウトといった報道が多くなる事態については、関係のある分野次第で利益確定の流れが強くなることも意識しておきたいところです。