「ライトコインのマイニング報酬半減は価格高騰を招くか?」を読んで

Yahoo!で読むことができるフィスココラムから「ライトコインのマイニング報酬半減は価格高騰を招くか?」という記事に注目してみました。

2019年8月に二度目の半減期を迎える予定で、それに伴ってマイニング報酬も半減することになるといいますが、その際に価格高騰が発生するのか、というコラムですね。

そもそも、ライトコインというのはビットコインにおおまかにはシステムが似ていますが、大きな違いもいくつかあります。まず、発行上限枚数がビットコインに比べて4倍多く、ブロックの発生速度も4倍速い。マイニング報酬は50ライトコインからスタートし、84万ブロックが生成されるごとに半減していくのが特徴です。

2018年の弱気市場で大きな打撃を受けたものの、ライトコインは2019年1月1日からおよそ290%もの上昇を見せています。コラムではその理由の一つとして、予定されている半減期があるのではないかと指摘しています。マイニング報酬の減少はライトコイン供給量の減少にもつながり、価格を押し上げるのではと予測が立てられています。

たとえば、ライトコインで1回目の半減期が起きた2015年のデータを参照してみると、報酬半減前に価格が高騰し、その後急激に下落していたようでした。それでも、半減期以前のデータと比較すればまだ高い価格帯を維持しており、半減期がプラスの影響をもたらたことを表しています。

半減期を前に、既に2015年と同じような値動きを見せているライトコイン。2015年と同様の値動きを見せるかは分かりませんが、半減期が価格高騰につながる一つの根拠としては考えられるのではないでしょうか。

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