「V20で財務省とFATFが仮想通貨規制に言及」を読んで

Yahoo!ファイナンスに投稿されているフィスコの「仮想通貨コラム」から、「V20で財務省とFATFが仮想通貨規制に言及」に注目してみました。

大阪で行われた「G20」と並行して開催された「V20サミット」。財務省副財務官やFATF(金融活動作業部会)上層部などが登壇し、金融業界の展望についてのセッションが行われました。

2018年に開かれた「G20」で、世界的な仮想通貨業界に対して、規制整備を進める必要があるとされて以来、FATFは第三者の民間企業との連携に取り組み、ソリューションを模索しています。

また、日本国内の仮想通貨に関する規制環境については、「仮想通貨業界と伝統金融が一致する」と返答。世界的に見ても仮想通貨に関する規制が高いレベルで整っているとされる日本。もちろん、巨額の流出事件が発生したことへの対策などもありますが、大手金融機関の参入が世界的に見ても早かった点が規制環境を確立する上で大きかったとのこと。

また、今回の「V20」では、Facebookの仮想通貨「Libra」についても言及されていたようですが、「グローバル金融安定を揺るがす脅威として不安視または調査が示唆されている」と懸念。消費者保護と技術革新の両方を推進するような規制基準を検討したいと語りました。

国内外の投資家のみならず、規制者からも大きな注目を集める「Libra」。仮想通貨規制について、前向きな言及が見られたのは 投資家の観点から見ても一つの大きな転機といえるのではないでしょうか。

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