「日本円と米ドルがビットコイン取引で9割以上のシェア」を読んで

フィスコがYahoo!に投稿している「仮想通貨コラム」から「日本円と米ドルがビットコイン取引で使われる通貨の9割以上のシェア」に注目してみました。

今年2月1日をデータに、世界中のビットコイン取引で使われた通貨をフィスコが調査したところ、1位が日本円、2位が米ドルという結果になったそうです。さらに、日本円と米ドルを合わせると全体の93.95%にもなり、圧倒的なシェア率だったそうです。

日本といえば、昨年に「コインチェック」が大規模流出事件を引き起こし、仮想通貨業界からは少し遠ざかったのかと思っていました。でも、仮想通貨と最も交換されている現実通貨であるという結果は驚きですね。それだけみんな仮想通貨に興味を持っているってことなのかなぁ。

コラムでは、米ドルはアメリカだけじゃなく、世界中の国で使われている通貨であることにも注目。少なくとも15の国で通貨として米ドルが使われているだけでなく、米ドルと固定相場制(為替レートを固定する制度)を採用している通貨も多いそうです。推計ですが、米ドル紙幣のうち65%はアメリカ国外で使用されているとの結果もあり、ビットコイン取引での米ドルのシェア率が必ずしもアメリカ単体のビットコイン人気とは結びつかないことを指摘しています。

そういった背景も考えれば、日本円が米ドルを抑えて首位を獲得したことは日本のビットコインに対する人気の高さを表していることが分かります。仮想通貨と法定通貨を結び付ける架け橋のような通貨という位置づけでは、現段階では日本円と米ドルが圧倒的な2強状態にあるといえますね。

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