「シンバイオ製薬—抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤のグローバル臨床開発計画を決定」を読んで

Yahoo!ファイナンスが掲載している株式会社フィスコの「シンバイオ製薬—抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤のグローバル臨床開発計画を決定」という記事に注目してみました。

8月5日、シンバイオ製薬は、抗ウイルス薬であるブリンシドフォビル(BCV)注射剤の国際的臨床開発計画が決まったことを明らかにしました。

BCVはシドフォビル(CDV)の脂質結合体として新たな作用機序を有しているそうです。また、CDVと比較して安全性が高く、高活性の抗ウイルス効果があるという特徴により、広い範囲でのDNAウイルス感染症に対する有効な治療法になるのではないかと言われているようです。

新バイオ製薬は、今回、造血幹細胞を移植した後のアデノウイルス感染症に軸を置き、国際的開発を推進していくとのこと。また、同じく造血幹細胞移植後のマルチウイルス感染症についても新たに領域として定め、臓器移植分野などと領域を広げていくことで、マーケットの拡大、BCVの事業価値をさらに高めていくといいます。
BCVは、様々なウイルス感染症に効果が期待できるとのことなので、今後この薬への注目はさらに集まりそうですね。

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