「東京金見通し:上昇、リスク選好がやや後退か」を読んで

Yahoo!ファイナンスが掲載している株式会社フィスコの「東京金見通し:上昇、リスク選好がやや後退か」という記事に注目してみました。

6月11日のTOCOM(東京商品取引所)金先物は上昇する予想がされています。
FOMC後の会見において、パウエルFRB議長が雇用復活には時間を要するという点を強めたことにより、アメリカ市場では市場心理が少し悪化したそうです。このようなことから、東京市場でもリスク選好の流れが衰えるのではないかという見方があり、安全資産である東京金に資金が向かいそうとのことです。

一方で、FOMCでは2022年の終わりまでゼロ金利政策を継続するとされ、米長期金利が低くなったことから、外為市場では一時的に1ドル106円90銭まで円高・ドル安が進行したといいます。これを受けて、ナイトセッションの東京金は29円に下がる場面が見られたそうです。
円高・ドル安がこのまま進行していけば、金先物の上値を抑える原因となり、金先物の上値は限定的なものになるかもしれませんね。

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