「内需系や中小型株へ資金シフト/オープニングコメント」を読んで

Yahoo!ファイナンスが掲載している株式会社フィスコ(代表:白井一成)の「内需系や中小型株へ資金シフト/オープニングコメント」という記事に注目してみました。

4月21日の日本株市場では売りが先行しても、底堅さは徐々に意識されそうだといいます。前日のアメリカ市場に関しては、NYダウが一転して大きく下落し592ドル安に。共和党・民主党間で、中小企業支援策における追加資金をめぐった議論が足踏み状態になっていることに嫌気する反応があり、売りが先行しているそうです。
NY原油先物が急激に落ち込み、史上初となるマイナス圏での取引になると、株式相場も下げ幅を広げていったといいます。シカゴ日経225先物清算値においては、大阪に比べて330円安の19310円。

シカゴ先物にサヤ寄せする様子から、売り圧力が買いを上回ることになりそうです。また、原油先物相場がマイナス価格で終了したことなどで、少し神経質になりやすいのではないかと見られています。しかし、日経平均は足元で日中値が下がっていることにより、落ち着きがあるため、売りが一通り済む頃には底堅さが意識されることが予想されています。

これらのことから、総合的には新型肺炎の影響による経済再開の策が期待されるような展開が見込まれているとのこと。また、原油安の利点も認識され、内需系の方向に向いているといいます。
新興市場の中小型株は原油安の波を受けないので、個人を主とした短期的な資金がいきやすい需給状態が続くかもしれませんね。

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