「日経平均は4日続落、リスク回避の流れが継続、日銀ETF買いの下支え意識も薄れたか/ランチタイムコメント」を読んで

Yahoo!ファイナンスが掲載している株式会社フィスコ(代表:白井一成)の「日経平均は4日続落、リスク回避の流れが継続、日銀ETF買いの下支え意識も薄れたか/ランチタイムコメント」という記事に注目してみました。

2日の日経平均は4日続けて落ち込んでおり、154.34円安の17911.07円で前場の取り引きを終了したそうです。
前日、アメリカの政府は、新型ウイルスにより死亡者数が10万~24万人ほどになると見ていることを明かしました。
経済活動の再開の遅れにより、景気や企業の売り上げに悪い影響を与えるのではないかという予想が高まり、投資家心理が悪化しているようです。
先月のISM製造業景況指数やADP雇用統計にも景気の悪化が表れており、国内外で現状況の収束の希望が見えない中、リスク回避の流れが続いているとのことです。

また、1日の日銀によるETF買いが1214億円と、3月後半からの1日あたりの買い入れ額と比較して減っているというのも嫌気されているそう。
2016億円の買い入れを初めて行った日は、前引けの時点でTOPIXは前日と比べて増えていたことなどから、日銀の姿勢の変化や、ETF買いによる需給面で下支えする意識が見られたましたが、1日は規模が縮小されたといいます。

期末の公的年金などによる調整にともなった配当再投資・買い入れがなくなった現在、需給面での支柱である日銀ETF買いの意識低下により、短期筋の仕掛けのような売りがされてしまう可能性に警戒の目が向けられているようです。

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