「JASRAC、音楽作品情報の登録と共有にブロックチェーン活用 実証実験を開始」を読んで

Yahoo!ファイナンスに寄せられている株式会社フィスコの「ビットコインニュース」より、「JASRAC、音楽作品情報の登録と共有にブロックチェーン活用 実証実験を開始」という記事に注目してみました。

JASRAC(日本音楽著作権協会)は、2月17日~3月13日の間、ブロックチェーン技術を活用した音楽作品情報の登録と共有について実証実験を行うことを発表しました。ブロックチェーンの「オープンかつセキュアな環境でのデータ流通を可能歳、複数のステークホルダー間でデータの内容・存在を保証することができる」という特徴から、音楽著作権管理への活用が検討されているのだそうです。

記事によれば、JASRACは2018年度に「著作物使用料の取引記録の管理」、2019年には「音楽作品情報の権利者に対する対価還元を質・量ともに高めること」を目的にブロックチェーンに関する検証を実施しているとのこと。今回はその一貫として、JASRACに管理を委託している権利者の参加を募っているといいます。

今回の実証結果をふまえ、「上記以外の管理業務への活用についても検証を進めていく予定」との見方を出したJASRAC。ブロックチェーン技術によって、音楽著作権管理における信頼性・透明性を高めるとともに、管理業務の効率化を図っていくようです。ブロックチェーン技術の活用の幅がますます広がっていますね。

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