「STANDAGE、ブロックチェーン活用の貿易エスクロープラットフォーム正式版を提供開始」を読んで

Yahoo!ファイナンスに寄せられている株式会社フィスコの「ビットコインニュース」より、今回は「STANDAGE、ブロックチェーン活用の貿易エスクロープラットフォーム正式版を提供開始」という記事に注目してみました。

12月13日、STANDAGEという、ブロックチェーン技術を活用した貿易決済プラットフォームサービスを展開している会社が「Shake Hands Contract」の正式版の提供をスタートさせたことを発表。

ブロックチェーン技術をベースとした企業間貿易のエスクロープラットフォームである「Shake Hands Contract」。その正式版では、現金や銀行を介さずにブロックチェーン技術と仮想通貨を用いることで、与信や貿易決済が実現するのだそうです。

決済に銀行を介せば、送金から着金まで数日~長ければ数週間かかり、複数の銀行を中継する分手数料も高くなってしまいがちだと記事では指摘。しかし、この「Shake Hands Contract」では買い手・売り手でやりとりが完結するため、送金手数料も安く、時間も5分程度で完了できるといいます。

また、合意形成後の返金や支払いタイミングの変更、分割送金などといった不測の事態にも対応でき、データを改ざんできないブロックチェーン技術が取引の安全性と透明性を担保しているとアピール。送金情報のみでなく、物流情報もブロックチェーンによる一元管理となっているため、トラブルがあった際の原因追跡も可能なのだそうです。

ブロックチェーンを活用した技術やサービスが少しずつ登場してきましたね。もちろん、仮想通貨が広く普及しなければ始まりませんが、この技術は個人間の取引にも流用できそうです。

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